「漢文での成功体験」が「英文法」を重視させる

「漢文での成功体験」と「英文法」英語や語学
「漢文での成功体験」と「英文法」
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 どうして英文法を細かく注意されるのか? その理由は、漢文での成功体験です。 最初の外国語である中国語を、訓点(1.送り仮名、2.返り点、3.句読点)という文法解析で日本語化できた成功体験を、英語にも応用したからです。

「漢文での成功体験」とは、日本語に変換するルールを作ること

 下記の漢文をご覧ください。 中学校や高校で習ったことはありませんか?
 漢文(中国語)に、訓点(1.送り仮名、2.返り点、3.句読点)をつけて、日本語に直して読む方法です。 これが非常に上手く行きました。 中国からの文化を理解して日本に取り入れることに大きく役立ちました。
 「漢文での成功体験」は、英語を理解するときにも生かせるはずである。 このような考え方から、「英文法」が重視されています。 現代の英語教育においても、「英文法」は重要な科目となっています。

受験の味方様_温故知新
受験の味方様_温故知新

出典: 受験のミカタ様 書き下し文とは?スラスラ書ける方法を解説!練習問題付き
https://juken-mikata.net/how-to/national-language/kanbun-kakikusdashibun.html

漢文 蘭学 英語 会話

 漢文(中国語)のときは、理解できれば良かったです。 なぜなら、海の向こうの中国とは、ほとんどの場合、書物を手に入れて読むだけだったからです。 (中国語–>日本語 の一方通行)
 蘭学(オランダ語)のときも、知識を吸収できれば良かった。 杉田玄白の解体新書が印象に残っています。 蘭蘭辞書(オランダ語をオランダ語で説明する辞書。 英英辞書のオランダ語版)を、みんなで解読した。 鼻はフルンヘッドしている。 落ち葉を集めるとフルンヘッドする。 もしかして、フルンヘッドとは、「うず高い」という意味では!?などと奮闘していました。 つまり、読むために奮闘していたのです。 (オランダ語–>日本語 の一方通行)
 しかし、英語は、知識を得る(受信)だけでなく、発信も必要な状況に変化しました。 読むだけで良かった過去と比べたら、大きな変化です。(双方向)
 「会話」は、リアルタイムで返事する必要があり、英文法と和訳に割く時間が少なくなり、むずかしくなりました。
 「少々、お待ちください。 ただいま、貴方がおっしゃった言葉を紙に書いて、訳し上げで日本語に直して解釈しております。 なるほど、こういうことですか。 では、私の答えは、日本語から英語に語順を入れ替え直して、(3分経過) 整いました。」などとしていたら、
  「あれ? いない? どこに行かれましたか?」というふうに相手がどこかに行ってしまうからです。

漢文_蘭学_英語_会話
漢文_蘭学_英語_会話

日本語訳(訳し上げ)と英語の語順どおりの訳

 英会話をするために大事なことは、「英語を日本語に合わせるのではなく、日本語を英語に合わせる」という考え方が、キーポイントとなります。 しかし、この変化にあわせて英語教育がされているとは思えません。 英検を初め、多くの書籍は、訳し上げの日本語訳を載せているからです。
 では、どうしたら良いと私がかんがえているのかについて、例を挙げて説明いたします。
    Mr. Smith is a great spy who has many skills for collecting secret information.
という英文を、みなさんは、どのようにして、日本語に翻訳されますか? 多くの人は、
  △ スミスさんは、秘密情報を集める多くの技を持った優れた諜報員です。
と和訳されると予想します。 そのように学校の英語の授業で習うからです。
 しかし、もし、次のように和訳すれば、どうでしょうか?
   スミスさんは、優れた諜報員で、多くの技を持っており、秘密情報を集めている。
この和訳は、語順を原文の英語に可能な限り合わせて翻訳しています。
 は、従来の日本語訳(訳し上げ)
 は、英語の語順どおりの訳で、日本語としては、少し変に思われるかもしれません。

日本語訳(訳し上げ)と英語の語順どおりの訳
日本語訳(訳し上げ)と英語の語順どおりの訳

英語の語順どおりの訳が、自然と感じられる考え方を紹介します

 じっくりと、本を読んで学びたいというひとは、つぎの書籍をお勧めします。 私の英検準1級に、大きな助けとなった本です。


CD2枚付 改訂新版 図解でわかる! はじめての英検準1級総合対策 (アスク出版の英検書)

You Tube で聞き流したい方へ

  You Tube 動画へのリンクは、こちらです。 https://youtu.be/d17pYFrO5cE

「漢文での成功体験」が「英文法」を重視させる

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